松谷 武判 (まつたに たけさだ) (1937〜)

「雫」 鉛筆・木工用ボンド 41.0×31.8cm


パリは人種の坩堝(るつぼ)、何時認められるか判らない作品と耐乏生活。同じ作るなら、ゆっくりと時間をかけて、その日、その日の日誌の様に一線、又一線と鉛筆で描き込んで行く毎日。この作業は1977年以来つづけている。キャンバスの上に和紙と木工用ボンドによるレリーフ(隆起)、漆黒の表面が生れる。 流れ 時の流れ 何時始って何時終るのか 凡そ想像のつかないこの流れの中 一つの視覚形態として造形してみた 果して時を止めることが この作画上の行為に出来たかどうか 時は溜まることなく流れる (松谷武判/在フランス)
fudetarou
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直方谷尾美術館
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