高梨 芳実 (たかなし よしみ) (1954〜)

「窓辺の婦人」 1996年 油彩 112.0×194.0cm


高梨芳実氏は、作品に文学的な匂いを盛り込むことを避けてきました。タイトルが簡素なのもその為です。それは、色と形の組み合わせの美しさ、心地よさを鑑賞者に先入観を持たずに感じてもらいたいという思いがあるからです。 空間の深さを出すための逆光。モデルをやや見上げる視点で整然と組み立てた構図。対象の客観的な描写に徹することで、文学的な要素を排し絵画でしか感じることのできない美しさを求めた作品です。
fudetarou
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